はじめに
近畿大学の自転車サークルSkyHighです。
ライドの記録やノウハウ等を置いていきます。
2016年11月30日水曜日
長距離を走るために①
自転車で「長く走る」のと「速く走る」のとは、似ているようで少し違います。
僕はできるだけ長く走ることを目標にしています。
今回は長く走るコツについて。
長く走るには、限られた人間のエネルギーをできるだけ使わないで進むことが肝要です。
長く走るためには二種類のアプローチがあります。
それは「出力量を増やす」ことと「ロスを減らすこと」
つまり「体力をつけてパワーを上げる」ことと「無駄をなくす」こと。
僕はトレーニングは嫌いなのでロス、つまり抵抗を減らす方向でアプローチしていきます。
まず抵抗とはなんなのか。
自転車が動作するときに発生する「機械抵抗(メカニカルロス)」と、走っていることで発生する「走行抵抗」に分けて考えましょう。
メカニカルロスについて
メカニカルロスを減らすには早い話、良いパーツを使えば済みます。
というかそれ以外に特に方法はありません。
あえて言うならば、ちゃんと整備をしておきましょうということでしょうか。
とにかく、効率の良さを求めた機械であるロードバイクにおいて、全ての部品は効率の良さを求めて作られています。
程度の差はあれど、良いものが高価で高価な物が良いものなのは自明です。
というわけでこれについては割愛。
走行抵抗について
走行抵抗の大部分は自転車が空気をかき分けて進む「空気抵抗」です。
この空気抵抗というのが曲者で、これは速度の二乗に比例します。
具体的に書くと、時速25km/hで走っている時と比べて30km/hで走っている時では、速度は1.2倍増ですが空気抵抗は1.44倍増します。
これが風向きによってしんどさがかなり変化する理由です。
走行中の抵抗を減らすためには、無理のない範囲で速度を下げることが重要だということが分かったと思います。
逆説的に言えば、無理のない範囲で速度を上げるということです。
その具体的な方法については、またいずれ。
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