はじめに

近畿大学の自転車サークルSkyHighです。
ライドの記録やノウハウ等を置いていきます。

2016年11月26日土曜日

合宿向けルートの組み方

以前LINEのノートにてまとめたルートの作り方、せっかくブログを立ち上げたので改めて去年の秋合宿(竹田城~天橋立)を例にあげながらまとめようかと思います。




とりあえずパソコン点けて、ルートラボを開く。
ルート検索の手段は色々あれど、気軽に標高まで把握できるのはやっぱりコレ。
線を引く前は“一般道優先”を選ぶのをお忘れなく。


ルートを引くその前に・・・合宿は道の駅とかキャンプ場とかがその日ごとの目的地になりがちです。
ここで一つ必要な条件
それはスーパーと銭湯が近くにあるか
あくまで道の駅やキャンプ場はテントを張る場所であって、食料調達と入浴は別で済ます必要があります。
合宿中のトラブルとかで予定が遅れても大丈夫なように営業時間はしっかり確認。てか道の駅なんてぶっちゃけ閉まっててもテント張らせてもらえばいい訳で、スーパー、銭湯の営業時間の方がシビアに考えないと思ってます。
個人的に嬉しいのは
24時間営業スーパー>イオン>コンビニ>普通のスーパー
24時間営業ってだけで、安心感が違う。
それとラインナップ、旅中の買い出しは食料以外に虫よけスプレーとかカイロとか手袋とかが必要になったりもするんで、イオンとかだとこういうのも手に入ります。
まぁ田舎のスーパーってなんでもおいてるからそんなに心配ないけど。

秋合宿の時は道の駅 但馬楽座でテントを張らせてもらいました。
翌日観光する竹田城から14kmという近さも魅力でしたが、
なんといっても温泉とローソンが併設されてるというのが魅力でした、前もってイオン和田山店(道の駅10km手前)で買い出ししましたけど、万が一なにかあってもローソンがあるっていう心の余裕が強かったです。



目的地も決まって、ここでやっと、どういうルートで行くか?に入ります
いつも自分は2~3パターン程線を引いてみて
以下の事柄から総合的にどれが最適か選んでます
①距離
②標高
③交通量
④補給(コンビニの多さ)
⑤路面状況

①②は、要は「最短ルートは峠越えだけれど、○○km迂回すれば登らずに済む」みたいな選択
○○に入る数字にもよるけど極端じゃない限りは後者を選ぶのが無難でしょう。

③④⑤はグーグルマップのストリートビューが効果的。
いくら距離短くしても、信号ばっかりだと効率のいい走行は難しいです。
合宿ではサイドバッグ付けた自転車も多いです、横幅ある自転車集団を追い抜くのはドライバーにもストレス、交通量は意外と大切。片側2車線以上あるととりあえずは安心できます。
大抵、③と④は比例関係なので車通り少ないルートを選択した時はしっかり補給地点の下調べも必要。

秋合宿では国道175号線(明石~福知山)を利用しました。したがって出発地も明石から
(大阪駅とか大学スタートとなると交通量の多さからは逃げられないので、これも極端じゃなければ出発地点も柔軟に設定すればいいと思います。)
実際走ってみた感想としては、交通量は比較的少なめ、たまに片側2車線になっていたり。
当日は小雨が降っててたまに通るトラックがちょっと不安でしたが、コンビニや道の駅にも困らなかったです。



・・・こんな感じで1日目、2日目、3日目とルートを組んでいきます。

あえてタイトルに“合宿向け”と書いた理由は
合宿のルートは1dayライドのルートと違って、そのルートの上で生活するって事。
当たり前っちゃ当たり前のことを言っている。でもそれが非常に大切なことで
見知らぬ土地で一晩過ごす。ひょっとすれば自転車とは全く関係ないトラブルが起こるかもしれない、しかも集団で行動してるとその確率も高くなります。
だから下調べなんてやりすぎなくらいしとけばいいんです。

めちゃめちゃ私情入るんですけど
自分はルート考えてる時が一番楽しい、ストリートビューで画面越しにイメージを膨らませて、あーでもない、こーでもないってしている時
ルートを完成させて、実際そこを走ってる時は、もはや答え合わせに近いんです。そんくらい下調べする。
これが正しい事とは思わないですけど、「チャリでココに行きたい」って、どんなに遠くてもいいので具体的に目的地のある人はルート組み立ててみてください
例え、その場所が「じゃぁ次の休みの日に・・・」じゃ行けない場所だとしても
「ここに行くならこれくらいの峠を越えなければいけない、なら標高のよく似た近場のあの山で試してみよう」って新しいヒントが生まれるかもしれません。
そんな風に思ってくれた部員に少しでも自分の記事が参考になれば幸いです。

今回はこの辺で。

0 件のコメント:

コメントを投稿