ある程度ロードバイクにハマってくると、必ずパーツを交換したくなってくると思います。
しかし自転車は意外と部品点数が多く、価格もピンからキリまであるので、どれから交換していくか悩みどころだと思います。
その中でもギア板、前ギアのチェーンリングと後ギアのスプロケットの話です。
まずギアを語るうえで「ギア比」という言葉は欠かせません。
ギア比とはその名の通り、前ギアと後ギアの歯数の比率のことで、これがいわゆる「ペダルの重さ」の事です。
ギア比は(前ギアの歯数)/(後ギアの歯数)で求められます。
ロードレーサーだと、ちょっと前までは53-39Tに11-25Tが、
最近だと52-36Tに12-28Tが主流ですかね。
ギア比の幅が広くなっています。
ちなみに変速のないママチャリのギア比はおおむね2.0程度です。
ペダルを1回転させるとタイヤが2回転するということですね。
特にギア比の幅が広いギアの組み合わせをワイドレシオ
反対に狭いギアの組み合わせをクロスレシオと呼びます。
キャンプツーリングのような荷物をたくさん積んで走るには、やはりギアは軽ければ軽いほど楽です。
自転車で遠出をするにあたって、国内ではやはり山は避けられません。
できるだけ楽に攻略するには、より軽いギアが必要です。
きつい傾斜でも、装備が重くても、踏めるギアがあれば確実に自転車は進みますし、終わらない坂はありません。
つまり国内のツーリングには、より低いギア比を実現させやすいワイドレシオなギアの方が有利ってことですね。
個人的にはフレームやホイールよりも重要な要素だと思うので、自分の自転車のギア比を知らない人は一度調べてみてください。
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