はじめに
近畿大学の自転車サークルSkyHighです。
ライドの記録やノウハウ等を置いていきます。
2016年11月30日水曜日
長距離を走るために③
前回は疲労しない方法についてでした。
今回は疲労を溜めない方法について。
まず、「疲労」とはなんなのか。
筋肉が疲労する原因については諸説ありますが、その中に乳酸説があります。
乳酸とは、筋肉が動いたときにできるエネルギーの燃えカスで、これが溜まってくると筋肉の動きを阻害するという説です。
ポイントは「酸素が足りない状態で動いたときにより多くできる」ことと、「溜まってくると」筋肉の動きを阻害するということです。
このうち、前者の酸素が足りない状態で動くというのは、無酸素運動のことですね。
短時間で高出力を出す運動、陸上競技でいうところの短距離走です。
これは自転車、特にロングライドではあまりしない運動なので考えなくていいです。(スプリント等は無酸素運動ですが、これはロングライドでは必要ないでしょう)
対策としてできる事は、循環機能や心肺機能の強化ですが、これはトレーニングが必要なので自分はやっていません。
というわけで、自分がロングライドをするときの障害は、後者の乳酸が溜まってくることです。
これは乳酸は筋肉より発生し、そのままにしておくと筋肉にとどまり続け、その結果その部位の筋肉が疲労するということです。
これを避けるためにはできるだけ筋肉を使わず、乳酸を全身に分配していくことが必要です。
ここまで書いてやっと本題です。
乳酸を分配するために血流を使いましょう。
血流を作るには心臓の他に、脚の筋肉が重要です。
心臓は上体に位置しているので、体の末端側、特に下側の足先には血流が届きづらいものなので、足に存在している筋肉を使って血液を循環させるわけです。
脚の筋肉の中でも、特にふくらはぎは「第二の心臓」とも言われる筋肉で、血流を作るのに重要な筋肉です。
他にも、脚には大腿筋と大臀筋という人体の中でも大きな筋肉があります。
これらは心臓と違い、自分の意思で動かせる筋肉なので、「筋肉が動いている」ことを感じながら、意識しながら動かすだけでも、やらないのとは違ってきます。
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