はじめに

近畿大学の自転車サークルSkyHighです。
ライドの記録やノウハウ等を置いていきます。

2016年12月15日木曜日

自転車への積載 ~バッグの選び方~



※この記事はフレームバッグのダイレクトマーケティング記事です※

ウチのサークルのメインイベントである自転車旅では、テントを使ってのキャンプがメインの宿泊方法です。
これに使う用品をすべて自転車で運ぶ必要がありますが、自転車の積載力は少なく、そのままでは積載できないので工夫が必要です。

自転車に付けるバッグの種類について

①パニアバッグ(後ろ)
②フレームバッグ
③パニアバッグ(前)
④ハンドルバッグ
⑤トップチューブバッグ
⑥サドルバッグ
このうち、①と③のパニアバッグは装着にキャリアが必要です。

また、①,③,⑥のバッグとそれ以外では、少し使い方、というかバッグの性格が違います。

全部のバッグがあれば日本一周、世界一周も視野に入りますが、サークル活動ではそこまでの積載量は要らないことがほとんどです。
ではどう言ったバッグを選ぶといいのでしょうか。

荷物をより多く積めるものだとパニアバッグを選ぶのが正解でしょう。
サークルではリアキャリアから買う人が多いですが、前か後ろのどちらかに付けるなら、前に付けた方が車体は安定します
コツはとにかくバランスです。
重心を真ん中に寄せることを意識しましょう。
また、重心の上下の基本は「前は高く、後ろは低く」です。

では、見ていきましょう。

①,③パニアバッグについて
2015年6月 一回生筆者
自転車用の荷台(キャリア)を車体の前後に取り付け、そこに固定する大型のバッグです。
容量がかなり大きく、大型のものでは左右で70Lを超える容量のものまであります。
サークル内では後ろのみつけている人が多いですが(自分もその一人)、前側にも取り付けられます(重要)。
長期間の旅やキャンプツーリングでは主力になるであろう、とても頼りになるバッグです。

写真は一年生の時の筆者ですがこれは最悪で、パニアバッグ以外に大きいバッグが全くありません。
これでは後ろに重心が寄っているために前側がふわふわし、登りで前輪が浮きました
また、尻が振られるので車体も安定せず振りにくいです。
さらに、リアに付けるパニアはあまり大型のものを付けると靴の踵と接触する場合があり危険なことがあります。

また、キャリアを取り付けられない自転車も存在するので、汎用性が低いのが難点でしょうか。
輪行の時はキャリアを外す必要が出てくるので、事前の準備が必要なバッグです。
でも安心感があるんですよ、これ。なんでも入っちゃう。

2016年8月 二回生

2016年8月 二回生
また、荷紐を使って上面にかさばる荷物を括り付けることもできます。

2016年5月 二回生筆者
キャリアについては、写真のようにシートポストに取り付けるタイプのキャリアもありますが、これは
①キャリアの上面しか使えない
②そもそもあまり耐荷重が大きくない
③重心位置が高い
ので他のバッグと併用したり、荷物は最小限にまとめるファストツーリングでしかおすすめできません。
シートポストの一点でしか固定できない上に重心も高くなるので、ほんと荷物が積めないです。
かなり使うシーンを選ぶ積載方法です。

⑥サドルバッグについて
2016年8月 二回生

パニアバッグの次に大きいバッグは(大型の)⑥サドルバッグでしょうか。
これは取り付けも簡単で、最近はいろいろな製品が出てきていますが、基本はサドルレールとシートポストに固定する方法です。
サドルレールにぶら下げるという仕組み上、どうしても重心が上になるので自分はあまり好きではありません。
しかし手軽積載量が多いのは魅力的です。
この手軽さが重要で、特に輪行や宿泊などでバッグを取り外すときにすっごく楽です。
(個人的には、まだ試していませんが、前側のパニアバッグと併用したら重心も前に寄るしイイんじゃないかなーと思ったりしています。)

ここまでの①,③,⑥は荷物を積むためのバッグの話でしたが、ここからは楽に走るためのバッグのお話です。

④ハンドルバッグについて。
2016年11月 二回生

これはその名の通り、ハンドルバーに取り付けるバッグです。
小さい簡易的な物から、箱型のかなり大型のものまでさまざまなものがあります。
旅自転車の代表格である「ランドナー」では標準装備ですね。
利点は何といってもアクセスのしやすさ。
ハンドルに取り付ける以上、必ず手元にあるのでアクセスがしやすく、走行中にも物の出し入れが可能です。
難点は取り付ける際にワイヤーが邪魔になったり、ハンドルが低いとあまり大型のものは取り付けられないことでしょうか。

サイズも様々で、大型のものになると内容積10L以上のものもあり、これは大型サドルバッグに匹敵する大容量です。
しかし大型のものになると補助するアダプターやフロントキャリアが必要になったりする場合もあります。


⑤トップチューブバッグについて
2016年11月 二回生
これは④ハンドルバッグと同じく手元に位置するバッグですが、より手前に取り付けします。
小さいものが多いですが、最近だとスマートフォンを入れておく透明の窓がついたものや、モバイルバッテリーのケーブルを出す穴がついているものなどがあります。
ハンドルの手前側にあるので、補給食やバッテリー、カメラなどを入れておくと便利です。

②フレームバッグについて(ここでは特に大型の物に限ります)
2016年11月 しまなみ海道 二回生筆者
フレームバッグ
フレームバッグを最後に持ってきたのは、これが一番お勧めできると考えているからです。
フレームバッグには大まかに2種類あり、フレームの三角形の上部を使うフレームバッグと、三角形全部を使うフルフレームバッグに大別できます。

これは車体の中央に位置するので、かなり車体が安定します。
また、側面にポケットがついているタイプのフレームバッグだとアクセスもしやすいです。

また、上部を使うタイプのフレームバッグだと、フレームのサイズ次第ではボトルゲージと併用することも可能です。

欠点は見た目ほど容量がないというところでしょうか。
取り付ける位置的に、唯一体(脚)の内側に入るバッグなので、必然的に幅があまりとれません。
横から見た印象に比べてかなり容量が小さい印象を受けると思います。
また、フルフレームバッグだと結構風にあおられますね。

しかし自分はこれらの欠点を補うほどに重心位置が優れていると考えているので、是非フレームバッグをお勧めします!
おそらくフレームバッグ単体で長期の旅をするのは無理がありますが、ぜひとも他のバッグと併用したいです。


色々な会社からいろいろなバッグが出ていてなかなか選ぶのに困ると思いますが、みんなが自分自身のベストを探す助けになれば幸いです。
2016年6月 二回生筆者 小豆島合宿にて
これが現時点での筆者のベスト

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